180余を数え、群雄割拠する愛知県内の高校野球部の中で、公立高校が甲子園へ行くことは大変難しい。私学四強を筆頭に、それを乗り越えようとする高校群の厚い壁が立ちはだかっている。しかし、過去に決勝戦を迎えること六度、うち一度甲子園への夢を果たしたのは、平成10年のことであった。昨年、一昨年も夏の大会で連続のベスト4進出を果たしている。

昭和22年に創設された豊田西高校野球部を長年支え、先輩たちから受け継がれてきた信条が、校訓「躬行実践(きゅうこうじっせん)」の精神にある。「公立」というハンディは、むしろ選手たちのプライドであり、野球をやっていく上での基盤をなしている。彼らは、何と言っても豊田西高校野球部によって選ばれたひとりひとりなのであり、その自覚が彼らを成長させている。彼らは「自ら求めて」この野球部にやってきたのであり、「自ら学び」ながら野球をやっている。彼らの目は、もちろん甲子園に向けられているが、野球部を終えた向こう側にも注がれている。
甲子園へ初めて出場して、はや十年。その精神と心情が二度目の出場を実現することを願ってこのサイトを開設することとしました。
平成19年6月 豊田西高等学校野球部父母会